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2017.08.21富士登山はおもろい初体験が満載!

7月30日(日)、WSC登山部3人で
目標通り元気に楽しく富士山登頂できました〜。

「練習は成果を生む」なあと実感した登山でした!

そして、初富士登山は、
登山以外のおもろいネタが満載すぎ。


今まで経験したことがないことばかりで、
シリーズで報告できるくらいあります(笑)。

お陰さまで思い出深い富士山登山となりました〜。

ご来光は残念ながら、拝むことができませんでしたが、

晴れオンナ・晴れオトコですから、
山頂で朝日は見ることができました。

満天の星空で、天の川や流れ星もきれいでした。

昨年12月のクリスマス登山から登山部を立ち上げ、
毎月練習を重ね、サポート、支援、励まし、
情報提供をいただいたお陰で、

心配していた高山病にはならず、
登りは楽に、目標通りプレゼンス(見た目)よく登ることができました。

毎月の練習登山の方がしんどかった。。。
富士山登山をした先輩方からは山小屋で仮眠するのが
狭くてツライという話を聞いていたので、
行く前はとても心配していましたが、、、。

山小屋で過ごすイメージをして行ったら何てことない。

山小屋は思っていたより、ずっときれいで快適。
隣のちえちゃんと肩が当たる一人分のスペースで3時間熟睡しました(笑)。

そして、登山以外のおもろいネタの一つ、

登山のツアーバスが狭い住宅地で立ち往生!
道に迷うこと1時間!(笑)

もう一つは、絶対的なボス(剛力さん)の下で登山を経験し、
主体的な私たち3人でさえ、

「遅れたらボスに怒られる」という
発言をしていることでした(笑)

人がモチベーションをなくしていくリーダーシップを
経験したことは貴重な経験でした(笑)。

京都駅で登山ツアーのバスを待っていたら、
ちえちゃんより、メッセージが入りました。

「バス遅れています。タクシーと接触事故起こしました。
 厄落とし済みです。」

一人、声出して笑った。幸先良いスタート(笑)
事故は仕方ないよね。。

翌朝、高速道路の出口を出て、
富士山吉田口5合目に向かっているバスは、

道を間違えたようで、狭い道の住宅地に入っていて、
T路地で立ち往生。


早朝の静かな住宅地をお騒がせ。
さすがプロ、なんとか脱出に成功。フ〜〜。

まあ、道を間違えることもあるよね。。

高速方面に戻り、正しい道に入ろうとするも、
高速道路の入口に入ってしまって。。。

車を止めたドライバーさん、「Uターンしたい」と言っている。
東京方面は、渋滞15kmの表示出ているし。。。

私たち席が前だら、会話が全部聞こえている。

「無理やろ。Uターンはできへんやろ」と私たち。
何とかなるもんですねー。
ドライバーさん、交渉力を発揮して、迂回、Uターンに成功。

インターフォーンから、Uターンの道順が聞こえてきます。

「〇m行ったら、右手に一般侵入禁止の道が・・・」
私たちも一緒になって、道順を聞いています。
ちゃんと右手の道を行ってくれたら、よっしゃーっと。拍手。
変な一体感。。。
軌道修正できたバス。

けいちゃんはipadを取り出しグーグルマップで道を調べて、
「今度は道あっている」と確認してる(笑)

初めて、高速道路を入って
すぐUターンするという経験しました。
何とかなるもんなんですね。

諦めずに言ってみるもんなんですね。
無事、吉田口五合目に到着。

そして、私たち31人を引率してくださるリーダー(剛力さん)と
初顔合わせ。

雨が激しく降ってきたので、
雨対策等の諸注意を受けて、10:40頃から登山開始。

彼のミッションは、私たちを安全に確実に
登頂「させる」ことなんだと伝わってきました。

危険が伴う環境下では、
リーダーの言うことは絶対的であると理解しています。
理解した上で、とてもユニークな反面教師となってくださった方でした。

31人との初対面でいきなり、
「私たちはチームなんだ」と話し出し、
「我々のチームの名前を決めよう」と提案し、
お客さんの一人を指名。

唐突ではあるけど、チーム力を醸成しようと
思っていらっしゃるということは
伝わってきました。

そして、指名された方が「絆」と答えると
「絆は重いな。他にないか?」
といきなり、却下。

却下された人もえーって感じ。

振っといて、発言に承認もなく、いきなり却下(笑)

見かねた添乗員さんがフォローして
「絆は、英語でポンドですね」

ってことで、チーム名は「ボンド」に決定。

ことあるたびに、怒られるチームメンバー。

歩調が遅れてきたら、「前に詰めてください」
歩調が早く、つめられないから遅れてるわけで。。。

「どうしてさっき、ついてこなかったんですか?」
 
「ついてくるように言ったでしょ」

「だって歩くの早いから!!!」

普段は穏やかな友人が語気強く口答えしている。。。

「めずらしく強めに言ってたやん」
とフィードバックすると、

「なんか腹たってきたから」

先頭を歩いていた人が、リーダーより少し前に出たら
(リーダーが振り返ったら、前に出たわけで)
「僕より前に出ないでください」

暑くなってきたので、先手で体調管理をしようと
上着を脱いでいたので、集団から少し遅れたら

「勝手に上着を脱がないでください」

常に怒られる。

だんだんと「怒り」から「諦め」の感情に変わってくる(笑)。

そのうち、私たちの会話が
「●●したら、ボスに怒られる」っていう発言になっている!

例えば、時間に遅れたら、ボスに怒られる。
だから怒られることを避けるために、行動する。

一見、きちんと行動しているように見えても
行動の源は、「怒られることを避ける」ための回避行動。

主体的な行動ではない。

貴重な体験でした。

私たちは、ことあるたびに
「そんなことしてたら、ボスに怒られるで!」って
ネタにしてました(笑)。

主体的な人も、こうやって、一般的な言葉で言うと
やる気を失っていくんだ~っていうことを経験しました。

普段、コーチングでは、どうしたら、
よりリーダーシップを発揮できるか、
モチベーションが上がるか
ということを体験しているので、

今回の反対の経験はとても良い経験になりました。

登山のボスは、とても責任感と目標達成思考が強く
とてもいい人なんです。

リーダーシップの取り方がボス・マネジメント。
私たち31人を無事、全員を登頂「させて」くれました。

ただ、「させられる」より
「する」方が断然、楽しいと感じました。

もちろん、私たちは主体的に登っていて、
「させられた」わけではありません。

私たちは、このような普段、滅多にできない体験を
おもろいネタにして、楽しく登りました。

他にもネタはまだまだあるけど、今回はこれくらいで(笑)。

登山の富士山登頂の達成感はもちろんのこと
色々と物語に彩りをつけてくれた登山となりました。

世界観がひろがりました!

きっと、富士山登頂から、
新しい世界が始まると感じています。

未経験なことを経験することで、
新たな自信になり、
そこから新しい物語が始まる。